2022/03/01 お知らせ
YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.3~ 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~先入観で見ない、可能性に蓋をしない、高校生採用~』
今年の冬は本当に凍れますね(涙)元来暑がりの私もこの冬は寒さで凍える毎日。
タイツ履いたり、手袋したり、例年にはない防寒で毎日凌いでいます。
とは言うものの、節分も過ぎて日差しは何となく春を感じつつ、もう少し耐えましょう。
このコラムももう3月号ですから春はもうすぐです♬
さて今日は25歳のあなた、イヤもっと若いかも??時をして卒業のシーズンなので高校生の新卒さんにフォーカスして語りたいと思います。
弊社は昨年から高校生新卒の就職支援をしている、若手採用に苦しむ中小企業の採用支援をしている会社の営業顧問を引き受けています。
コロナ禍で売り上げ減少にテコ入れせねばと、顧問紹介会社に登録して早々に紹介を受けて出会った会社でした。
当初は自分の強みである保険業界、会計業界、法人会などをハブに中小企業の応援ができれば程度の思考しかありませんでした。
が、この会社を通じて高校生の就職事情や中小企業の採用現況を知れば知るほど私にもこの会社の使命感と同様熱い気持ちが芽生え始めました。
私は大卒なのでそもそも高校生の就職事情は全く知りませんでした。
みなさんは1社1名制と言う暗黙のルールがあるのをご存知でしたか!?だいぶ咀嚼していますが、言わば先生が生徒の就職を決めるに等しいルールなのです。先生から「お前、ここどうだ!?いい会社だと思うぞ」「先生、ありがとうございます。ここに行きたいです!」他を見る機会もなく内定、逆に内定辞退もできない環境に驚きを覚えました。
『ハローワークの紙面だけで就職を決めるなんて乱暴すぎる!!??』そう思いました。
だからミスマッチが起きる、仮に早期退職すれば転職先には限りがある、フリーターにならざるを得ない、そんな厳しい環境なのです。
一方で中小企業においては大卒を採ろうにも大手志向の大卒が来ようはずもなく、コストをかけてもその見合いの採用はなかなかできていない。高校生の採用には学校訪問などの独特のノウハウもあり手間暇をかける余裕すらない、不人気業種においては慢性的に人手不足、また若手が採用できずに高齢化も同時に進んでいる、なんとなくは理解できていたもののその現状は企業の生声を聴けば明らかでした。
~保険業界と会計業界を通じて中小企業の持続的成長に貢献する~私の掲げているVISIONそのものであり、今や全身全霊で応援している私です。
そんな中で私のお付き合いのある警備会社にその会社の若手社員と同行をする機会がありました。いつもならばその会社の常務と同行するところを、彼に予定があったので「エースをお連れします!」の声とともにその若手社員のインタビュー動画も送られてきました。
私は先入観がないようにと、その動画を観ずに彼と出会いました。
さすがに私は30年にわたり営業の現場にいるので、初見や第一声でおおよそその人の判断はつきます。見た目、挨拶の仕方、名刺交換の仕方、話し方、立ち居振る舞い…どれを見ても素晴らしく、『デキる』そう確信しました。彼から高卒で入社して5年目の23歳と聞き驚きました。
挨拶早々に会社に訪問し専務と係長にご挨拶、早速商談が始まりました。
姿勢、話しぶり、言葉遣い(多少修正必要あり(笑))受け応えの呼吸…どれをとっても
合格点、全く連れて行っても恥ずかしくなくむしろ高卒23歳、同席していて誇らしくなりました。その感想そのまま先方の専務も「ウチに来て採用の仕事してくれない!?」私もそうなるよなぁと思いました。
最低レベルの偏差値の学校で最低レベルの順位でしたと彼、改めて学歴は社会に出たら全く関係ないと思わずにはいられませんでした。
帰りの電車内で、今や2名の部下の面倒を見ていると聞き、部下をどう成長させたらいいかとアドバイスを求めてくる彼がとても眩しく、本当に今日は彼と一緒で良かったと思いました。(常務、ごめんなさい…)でも彼から感じた高校生新卒の可能性は確かなものになりました。
この同行を終えて早速Bto Bビジネスの私には数少ない一般事業者のリストから、採用に苦労していそうな会社にアポイントを取り付けています。
まだほとんど案内をしていない会計事務所さんにも繁忙期が終えたのを見計らって積極的に案内しようと決意しました。
大卒人材を否定しているわけではありません。
でもあまり今はいないようにも思いますが、4年間私のように?遊び呆けているような学生を採用するならば、真っ白なピュアな人材を採用する方が賢明なように思います。
高校生のうちからしっかり育成すれば、その組織文化にも染まりやすく、離職も少ないように考えています。
となると次は中小零細事業者の社員育成の重要性、そんな経営課題になりますね!
お任せください!わたくし杉山、株式会社アーヌエヌエはちゃんとその準備もしています。
今年は営業の世界から人事の世界へ羽ばたきmuscle。
このコラムをお読みのピンときた皆さん、ぜひご一報くださいませ。
はい、ちょうど2000文字、お後がよろしいようで。
~つづく~