2023/10/01 お知らせ
YELL~あなたへの応援歌~2023Track♪10 『アーヌエヌエはじめまして物語~起業の夢、企業の使命を忘れない①~』
お陰様で弊社、株式会社アーヌエヌエもこの9月で無事に第7期を迎えることができました。これもひとえに日頃お世話になっている皆様方のご支援あってこそ、本当にいつもありがとうございます。
これからも保険業界、会計業界を中心とした営業支援、トレーニング、人材開発の3つの分野でお役に立てますよう精進して参りますので引き続きよろしくお願い申し上げます。
という訳で今日は私の仕事について当時を思い出しながらお話ししようと思います。
弊社の最初に立てた大きな柱である『営業支援』、営業支援って何?当初開業したての頃、何しているかよくわからないって言われたのを思い出します。
実は『営業顧問』って言った方がみなさん解りが良いかと思いますが、顧問ってネーミングが実にマーケットでは冷ややか?(笑)
顧問=働かない割に給料高い、顧問=偉そうに座っているだけ、顧問=定年退職後のセカンドキャリアなどなど、そんなネガティブなイメージが定着していると感じて使いたくなかったのが本音のところw(ちなみに今では営業顧問と正々堂々と自己紹介しています)
「私が社長を務める会社が廃業します」「出向元に戻らずに退職します」この挨拶が起業の道の始まりでした。名刺を返さねばならない、その前にそれぞれ5,000通はメールをしたと記憶しています。お陰様でたくさんの方からお返事をいただき、その方々にお会いする際にこんな質問を重ねていました。
「杉山ってどんなところが強みだと思います?」「営業としては一級品じゃないか」「もっと具体的にどんな部分が一級品だと思います?」「ずいぶん喰いついてくるなぁ、新規開拓とかスゴイんじゃないの!?」「ありがとうございます」恥ずかしげもなくいろんな人たちにこんな話を聞きまくって整理できたのはやっぱり俺には営業しかないな、という結論。
『営業かぁ、でも生命保険業界の経験が大半だし、それも代理店営業だったし、法人保険しか知らないし』『でもマーケットがなければ営業など成立しないし、どのマーケットが俺の強みが活きるのだろう』考えを整理していくうちに、まさに自分の人生こそ強みであると気づきました。実は今では私の研修コンテンツとして会社を支えているブランディング講座の一幕でもあります。ブランディングとはズバリ【あなたらしさ(自分らしさ)】ですからねw
さらに自分自身と対峙、自己理解に努めました。生命保険業界25年、このキーワードは私のブランドとして確固たる力になると確信しました。さらに、代理店営業に特化してきたこと、銀行や証券、会計事務所や専業代理店などなどマルチで対応してきたことは私にとってみれば大きな強みであると感じました。
特に仙台、郡山の2拠点での経験、サラリーマン時代に営業マンとして日本で2番、拠点長として日本で2番(1番じゃないのかよ!w)この原動力って何だったのか!?それは間違いなく会計事務所の皆さんのご支援の賜物、彼らと仕事をできたことが私の血肉に確実になっている、そう思いました。
保険業界×会計業界×新規開拓、経験も人脈も裏付けのあるこのマーケットこそ自分のキャッシュポイント=貢献できる場所、そう決めてここに打って出ることにしました。
でもそこに打って出る?具体的にはどう打って出るのか??
営業マンとして雇ってもらえるわけでもなし、サラリーマンはもう卒業と考えた時、どんなポジションで仕事をするべきか。そこで思いついたのが【顧問】それも【営業顧問】という立ち位置でした。ただし顧問の相場観が分からない、いわゆる自分の価値がいくらぐらいになるのか全く想像もつかない、『あ、顧問と言えば税理士さん、その相場って?5万程度??イヤイヤこれじゃ顧客数が相当数にならないと生活できないしビジネスにもならない、このテーブルは参考にならないな。先生たちは営業として対価を預かっている訳ではないし、俺は営業として対価を得るのだから、ウーン、比較対象がいない、あ、新卒初任給でどうだろうか。新卒?20万ぐらいの相場観?』こんなことが頭を巡りました。
そして出来上がったキャッチフレーズ『新卒20万円で採りますか?杉山20万円で採りますか?』新卒の営業マンとの大きな差、それは圧倒的な経験と人脈の量。これを破格?と言える新卒の初任給で手に入れられるのならば即戦力を期待する会社ならば買ってくれるのではないか、そんなシナリオを作って顧問として考えてくれそうな企業の経営者に企画書を作って話に出向きました。ここに至るまでの思考こそ、実体験をもって伝えている弊社の研修コンテンツであるSWOTマーケティング講座でもあります。
これってS(強み)とO(機会)しか触ってなくない?そもそもSWOTって弱みと脅威があるでしょ!?って言いたくなりますよね。
もちろんSWOT分析にはW(弱み)T(脅威)も念頭に入れる必要はあります。
ただここに打ち手を思案するのではなく、予想をして、そして覚悟をしておくこと、なんだと思います。私、弊社にとっては『お金ない、組織ない、商品ない』これは弱みに他なりません。これは起業した当時は『利用する』ことでクリアしようと考えました。
そして私、弊社にとって『顧問先の戦略変更』『外部環境の変化(劣化)』これは脅威に他なりません。これはそれこそ『想定内として覚悟しておく』これで怖気づくことはありません。
実際、契約年数に応じて私の役割を全う果たしての発展解消するケース、保険業界の度重なる税制改正による経営不振、そもそも顧問先の経営戦略に大きな変更があり不要になること、さらにはコロナ禍もあったり。
そもそも顧問など未来永劫ではない、そう腹を括っていれば新しい顧問先を開拓する、事実この6年で入れ替えもたくさんありました。
そんなマーケティングプラン、ビジネスモデルを念頭に、保険会社そのもの、会計事務所そのもの、そして保険業界と会計業界を市場として考えている企業、思い当たるところに2,3社歩いてみました。すると「杉山さんの人脈経験がそんな金額で買えるのならぜひお願いしたい」これはイケる!社名の由来である虹は七色、20万円×7社、当初の目標設定は難しくない、そう確信して起業を決意しました。
そして有難いことに、そんな話をする前に手伝ってほしいと顧問契約いただける会社もありました。
7期目を迎え改めて選手宣誓します!
① BEYOND YOUR DREAMS ~すべてはあなたの笑顔のために~
② 『あなたの幸せが私の喜び』
私の役割は人と人を繋ぐ架け橋、成長や成功に繋ぐ架け橋、日本と世界を繋ぐ架け橋
私の起業の意味はお世話になった保険業界そして会計業界へのご恩返し
保険業界、会計業界、そしてその先の中小企業の笑顔のために試行錯誤を怠らない
③ 『保険業界×会計業界×中小企業の2030年型ビジネスエボリューションを支援する』
保険業界の社会的地位向上のために知識≦スキル≦品格を備えた人材を育成する
会計業界の明るい未来を創出するために次世代を担う起業家会計士税理士を輩出する
中小企業の永続的発展のために保険業界と会計業界と弊社が三位一体で貢献する
④ 『Be Positive・Be Active・Be Creative & Be Yourself』
“大胆且つ繊細に”“強いハートと行動力”“明るく楽しく元気よく” そして“謙虚に素直に”
今でも初めての顧問料の入金、通帳を記帳した際に印字される、あの打ち込む音、思い出します。駅のホームでお礼の電話をしながら涙がポロリと落ちたこと忘れません。
私の起業の夢を果たすため、企業の使命を果たすため、また1年頑張ります。
~つづく~