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YELL♬あなたへの応援歌♬2022Track.8 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~25歳からの人生54歳から人生をHAVEFUN~』

YELL♬あなたへの応援歌♬2022Track.8 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~25歳からの人生54歳から人生をHAVEFUN~』

毎日厳しい暑さが続いていますが、みなさん元気でお過ごしですか。

水分と睡眠を十分とって、あと1か月乗り切りましょうね。

キャリアアドバイザー杉山としてこの題目でお話続けてきましたが、ちょうど来月から弊社は第6期の新年度を迎えますので、9月からは新たなテーマでコラムを始めたいと思います。と言う訳で、『24歳の君へ、54歳のあなたへ、は今号を持って一旦幕引きとさせていただきます。

 

ちょうど8月1日、3日と私がキャリアアドバイザーとしてご支援している、ルートインBCリーグの選手たちに向けてセカンドキャリアの向き合い方をお話ししてきます。

今からどんな選手たちに会えるのか、楽しみで仕方ありません。

NPBに行きたい!その想いだけで続けてきた野球、野球しかしてこなかった彼らがその夢にピリオドを打って新しい道に挑戦する、自我との闘いや未知の世界への不安に全身全霊で寄り添います。

彼らに大切にして欲しいことを、ちょっと先を歩んできたオジサン、人生の先輩としてここにエールを贈りたいと思います。

 

最初に『遠慮はするな、謙虚さを持て』そんな言葉を贈りたい。

これは私がサラリーマン時代から我が教え子たちに贈ってきた言葉、遠慮とは自分の保身の気持ちから生まれ、謙虚とは相手を敬う気持ちから生まれる。

雰囲気に呑まれて尻込みして相談や質問ができない、そんな空気を作る先輩や上司もどうかと思うが(苦笑)でも、あなたたちには新入社員として訊く権利があるのだから遠慮せずにちゃんとアドバイスをもらおう。でもちゃんと自分で調べる努力もしてくださいね!

 

次に『あなたのその根気と熱意は大きな財産』そんな言葉も贈りたい。

小学生から25歳に至るまで20年近く続けてきた野球、20年続けられるって物凄いこと。

多くの人は挫折して諦めて続けられないのだから、続けることだけで勝てる可能性がある。

NPBは続けるだけで叶わなかった道だったけど、続けることの偉大さは、むしろ新たな道でもっと痛感するはずなんだ!だからその野球にぶつけてきた情熱の火を今度は新たな自分の可能性を信じて燃やし続けて欲しい。

 

そして最後に『自分の居場所をしっかり作ること』

新しい世界、誰もが馴染むまでにそれ相応の時間がかかるもの。だからこそ早く自分の居場所を作ること。居場所作りはなにも成績や評価だけじゃないんだ。俺自身も社員旅行や飲み会の幹事で自分の居場所を作った、ちょっと歌が上手かっただけで自分の居場所ができた。

個性を、らしさを存分に発揮して、存在感を示して欲しい。もちろん多少の?協調性は野球と同じくチームプレーだから大事だからね!でも迎合する必要はなし!!

だからこそ自らの意思で選択した新たな道を軽んじて諦めないこと、残念ながらあなたの履歴書に簡単に転職して✕が付く、たった半年や1年で✕が付いただけで、次のキャリアがとても難しくなる、だからこそ自分の選択に覚悟を持って3年は続けて欲しい、これはお願い。

 

これって25歳の君に限らず、54歳のあなたにも同じことが言えると考えています。

社会に出て25年以上のキャリアを積んでいれば、それは自分に自信があって当然。

でも自分への自信よりも仕事への誇りやプライドの方が年相応で素敵じゃないだろうか。

ついついできる人間だと魅せたい、承認欲求が上回り、空回りして宙に浮きたったりして。

当初は周囲の人たちはどれぐらいの人間なのか、実力なのか、値踏みしているはず。

だからこそ時間をしっかり味方につけて焦らず、出張らず、引っ込まずに良い塩梅で(笑)

 

そして54歳のあなたに期待されていることをしっかり把握すること。

根気や熱意は持ち備えていて当然、むしろ根気や熱意をちゃんと成果に結びつけなければならないのは、25歳の君たちとは違った異なる期待値です。

25年もキャリアを積んできていれば、自分に何ができる、自分はどこに貢献できる、さらに自分だから自分しかできないこんなスキルやノウハウがある、これぞ54歳のあなたが勝負できる場所。だからこそサラリーマン時代に何をしてきたのかとっても重要。

世の中は昭和から平成、そして令和の時代になりました。求められるスキルも能力も特性も資質も全く異なって然るべき。冷静に自分の身の丈を評価して欲しい。

 

最後に『副業、起業のススメ』で締めたいと思います。

私は50歳で起業しました、営業しかしてきませんでした、でも会社は5年続けています。

そりゃコロナ厳しかった、売上は予想以上に激減、だから給付金もありがたく頂戴しました。

でも起業当初は、3年後には従業員雇って、ふた回りぐらい会社大きくして、後継者も育てて、なんて夢を描いていました。

5期目が終わる今、そしてこれからの10年を考えている今、自分らしさと年齢らしさをすごく考えます。会社大きくするのが自分らしさ?ノビノビ自由にやるのが自分じゃない!?会社大きくする必要ある?そりゃトラウマ癒えてないし、責任背負う無理しなくてもいいんじゃない!?もう56歳になるよ、そんなにあくせく働く、セカセカ稼がなくてもいいんじゃない!?この1年自問自答を繰り返してきました。

オヤジより1年長く生きる、オヤジより1年長く仕事をする、そう考えると私の次のターニングポイントは65歳。もう10年もないじゃん!!イヤ10年近くある!!!

 

私と同世代の皆さん、私の同級生や同期たちに贈りたい。

『自分らしく生きよう』サラリーマンに向いているならば、家族のこと考えたら役職定年で年収下がっても会社にいた方がいいのならばそれも人生だし、選択だし、自分らしさ。

でも、こんな趣味があって、こんなスキルがあって、こんなノウハウがあって、趣味を活かしたい、スキルをさらに伸ばしたい、ノウハウで世に貢献したい。そんな夢があるのならば思い切って飛び込んでもいいんじゃないですか!?一度きりの人生、真剣に向き合って家族とも相談して新たな道を歩み出すのもありなんじゃないかなって思っています。

 

コロナを経て働き方の選択肢はたくさん増えました。

起業だけじゃなく、副業から挑戦して本業に挑むことも可能な時代になりました。

55歳じゃまだ若造、65歳だって70歳だってまだまだ活躍できる時代になりました。

そんな自分の可能性に蓋をしない、自分らしくノビノビ楽しめる人生、良くないですか!?

だって人生一度キリ、もっと人生を謳歌しようぜ、な、同輩(笑)

 

これにて第5期終了、『25歳の君へ、54歳のあなたへ』を脱稿します。

そう言えば俺、54歳でなく、もう56歳になるから(苦笑)また来月お会いしましょう。

 

~つづく~