YELL~あなたへの応援歌~ 2021Track.10『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~45歳定年制に我おもふこと~』
YELL~あなたへの応援歌~
2021Track.10『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~45歳定年制に我おもふこと~』
高校時代の思い出話はまた次回として今日はスピンオフしますね。
タイトルにある『45歳』定年制、巷で話題になってますが皆さんご存知ですか??
昨日の夜の報道番組で取り上げられていたので今日はこの議論について語ります。
啖呵を切ったのは現サントリー新浪社長、言わずと知れた敏腕経営者です。
彼は経済同友会の席でこう話したそうです。
「45歳定年制を敷き、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」と。
これでネットを中心に批判の的にさらされたようです。
「45歳で会社を馘になったら生活していけない」「弱者切り捨てに使われる」「非正規雇用の次は首切りか」
識者からも「人生100年時代に逆行した考え方」「企業は中高年の能力開発に努力すべき」「格差社会を助長するものだ」と若干?だいぶ?炎上気味です。
自分に置き換えてみるとこう思います。
私の45歳当時は責任のある部署を任されていたので、その考えにも及ばず至らず。
でもそんな機会がなかっただけで今この話を聞くと羨ましささえ覚えます。
ちょっと今回は過激に攻めてみてもいいですか!?
日本はもはや先進国ではない!そう思えてなりません。
身近な話で言えば英語が話せない先進国?ちょっと恥ずかしくなりませんか?
ようやく小学生にも英語の授業が入っているようですが、使うための英語でなく試験対策の英語であったら全く活きた教育になりませんよね!?
そんな私もサラリーマン時代はむしろ『やらされる英語』でしたので学んでいても楽しくない、今は英語を使う機会はなくともいつか大好きなハワイに行ってコミュニケーションをするために英語を毎日楽しく勉強してますよ(笑)
さて株や不動産を代表する投資や運用についてはどうでしょうか?
これこそ金融後進国と言っても過言ではないように思えますね。
株は悪?現金のみ正義?だから学校で投資や運用を学ぶ機会すらなかった。
だから環境が整えられても勉強したことないから401kの運用先に現預金を選んでいる?
投資=経営でもあるので将来の起業家を育てるためにも不可欠だと思うんです。
下がったから売る、上がったから買う、全く理屈と逆なんですけど(苦笑)
英語学習も投資学習も今や少しずつ小学校などにも導入されているようで嬉しい限り。
英語を勉強する、投資を勉強する、進めば進むほどその子たちが日本の遅れを感じる、日本を離れていくのではないかと思えてなりません。
だって税金は高い、年金は危うい、国民皆保険だって将来どうなるのやら。
日本を飛び出して世界で活躍する、日本の将来を考えれば全然ありなんだと思います。
逆にすべての制度を維持しようと考えるのならば鎖国はやめてもっと外国人に頼ってもいいのではないかと思います。
いやぁ、こんな過激な発言思ってたけど言うのも書くのも初めてかも。
自分の意味は自分で守る。
まさに今回の新浪発言は今後の日本に大切な思考だと思うのです。
日本のいいところだったみんなで一緒にとか、困った人を助けるとか、それは素晴らしい考え方なので絶対忘れてはならない日本人の心だと思います。
でも全てにおいてそれが良いとは限りません、だって時代はどんどん進んでいる、自分たちはそうでも勝手に環境は変わっていくのですから。
VUCAの時代って言われますよね!?私の翻訳はこうです。
V=Volatility変動性 環境が変わるなら自分もそれに応じて変化をしていく
U=Uncertainly不確実性 不確実だからこそ大きな果実を得る可能性が高くなる
C=Complexity 複雑性 単純でないから唯一無二の存在になる
A=Ambiguity 曖昧性 曖昧だからこそ本質を見抜く力が問われる
今回の『45歳定年説』はこのVUCAの時代を象徴した発言だったと思います。
終身雇用と聞いておかしいと思う人が増えてきて欲しい、だってそんな流暢な会社経営は高度成長期の話、今は経営を守る=皆さんを守るために会社も必死なんですから。
退職金だって早くもらって将来に備えた方が、運用の理屈を考えたら勝てる公算が高くなるって思いません?45歳で退職金上乗せしてもらえるなら有難くいただきましょう(笑)
私こそシニア55歳を迎える男です。
だから今のミドルシニアに奮起して欲しい、気づいて欲しい、考えて欲しいのです。
人生100年時代と言うのならこれからまだ半分、それ以上あるんですよ!?
もう一回新たなステージに挑戦できる権利があるなんて素晴らしいこと。
だから私はそんなミドルシニアの応援がしたいと人材事業に進出したワケです。
『人生の七味』なんて言っている暇はない、さぁ勇気と元気を送らないと。
つづく