YELL~あなたへの応援歌~ 2021Track.9『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~自己理解のコツは過去訴求にあり~』
毎月1日にアップしてきたこのコラム、今月は事情があり今日9月11日になりました。
この9月がお陰様でアーヌエヌエも5期目を迎えましたが、その記念すべき日にホームページをリニューアルさせていただきました。
よってサイトが安定するまで少し時間を空けて今日になりました。
引き続き、アーヌエヌエとホームページ、そしてこのコラムもよろしくお願いします。
併せてご報告です。
晴れて8月1日に有料職業紹介の許可がおりました。
久しぶりにお役所の管轄下での仕事をすることになりましたので襟を正しつつ、でも少し突っ込んでキャリアプランニング等について書いていきたいと思います。
PRTIMESにも初挑戦しましたので機会あればぜひお読みください。
さて前回は私の高校時代の部活動、テニス部でのわがまま放題からの失敗から学びについて触れました。
今回は高校時代のもう一つの柱、アルバイトのことについて語って行きたいと思います。
高校2年生の時に自宅近所のデニーズで本格的にアルバイトを始めました。
部活もさぼる後ろめたさも感じながらもアルバイトに熱中しました。
同世代のアルバイト仲間やパートのおばさんたち、だいぶ年上の先輩や社会人の店長や社員の皆さん、多くの世代の皆さんに触れることで初めての社会人生活体験となりました。
学生時代のアルバイトって働いてお金を得ることの苦しさよりどちらかと言うより楽しさの方が勝っていて楽しいアルバイト生活だったことを覚えています。
みなさんは学生時代のアルバイトにどんな思い出がありますか。
アルバイトって恐らくその後のキャリアに大いに影響を与えると考えています。
高校時代に限らず就職の面接で語るテーマがアルバイトの就活生もたくさんいますしね。
アルバイトで得る経験、楽しさや苦しさは話題に事欠かないコンテンツなのでしょう。
この私も高校時代のデニーズでは『伝説のバスヘルプ』と言われていました(笑)
私が勤めた近所のデニーズは海が近いこともあって夏場はかなり混みました。
売上1日で1本、こんな言葉を覚えたのもこのアルバイト、1本=100万円。
売上1本達成の日はアルバイトでもご祝儀もらったり。
また、1本売り上げる日はホールからキッチンから裏の洗い場から戦場の如く。
バスヘルプ?この仕事は洗い場で洗い上がった食器やキッチン道具をどんどん元の場所に収めていく仕事、それだけでなく忙しい日はホールの女子を手伝いバッシング、テーブルのお皿を下げることや、キッチンのサポートで米を研いだり、冷凍庫から食材を持ち込んだり…それは目まぐるしい仕事の幅広さでした。
アルバイト初日の夜、今でも忘れないのは目を瞑ると皿がどんどん飛んでくる、それで全く寝られない、夢なのか起きているのか分からない、そんな記憶が今でも蘇ります。
そんな私が伝説のバスヘルプと呼ばれるまでに成長したのは??
まずは先輩方お教えが影響していました。
「手ぶらで動かない!」この言葉が今でも私の仕事の根幹にあるかもしれません。
私は要領が良いと言われますが、その要領はこの頃に得たスキルかもしれません。
いつも考えながら動く、一歩先イヤ2,3歩を見て考えて動く、<段取り力>は間違いなくデニーズで得た財産だと思っています。
いつの日かこの店になくてはならない存在になった私、3年生でアルバイトを上がることになった際には当時の店長から「そのまま社員で働いてくれないか、それが無理でも大学になってもアルバイト続けて売れないか」と誘われました。
高校生ながらに光栄だった記憶、今でも忘れません。
酒を教えてくれた先輩、手でゲロ吐いてごめんなさい(苦笑)今では無茶苦茶強いです。
高校の先輩がいて淡い恋心を覚え、女には今でも下戸かもしれません(涙)
やがて逆に後輩女子に恋心を抱かれて困惑したり、当時の伝説のバスヘルプの相棒(コイツといると2人で3人前から4人前と言われた)とアルバイト帰りに海に行き、アルバイト先の女の子に恋する悩みを聞いてみたり…。
みんなみんないい思い出です。
そんなデニーズに今ではお客さんとしてたまに行きますが、やっぱり当時を思い出します。
「1分行ってきます」=トイレかぁ、「電話入ります!」=食事かぁ、和風ハンバーグ食べるのかなぁ(笑)なんて40年近く経つのに当時の社内用語を覚えている…
職業病?でどちらかと言えば働いている人の動きを見てしまう、「もう少し要領よく動けるのに」だから「手ぶらで動くな」なんて言いそうになります(笑)
コロナで随分と苦境にさらされている飲食業界、私を育ててくれた飲食業界を働き手にはなれませんが金庫番として今後も支えていきます。~頑張れデニーズ~
つづく