株式会社アーヌエヌエ

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YELL~あなたへの応援歌~2024Track♪9 『あなたの事務所はなぜ採れない!?後編~育ててこその採用、手段の目的化していませんか~』

YELL~あなたへの応援歌~2024Track♪9 『あなたの事務所はなぜ採れない!?後編~育ててこその採用、手段の目的化していませんか~』

お陰様でこの9月7日で弊社も8期目に突入します。

ここまで支えていただいた多くの皆様に感謝申し上げます~ありがとうございました~

引き続き今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

さて今日は不躾唐突に、弊社のホームページの抜粋から入ります。

ちなみに今回は久しぶりに長いです(苦笑)


『個の持つ力の最大化と御社の持つ機能の最適化を目指します』

 

突然ですが英語のEducation(教育)の語源をご存知でしょうか。

実はラテン語のEducare(引き出す)が起源と言われています。

 

『押し付けではなく引き出す』

 

かつて80名の組織をマネジメントし、雇われながらも経営者の経験がある私はこの引き出す育成をこの日本社会に広めていきたい、それが私のラストジョブだと考えています。

育成のみならず採用も評価も個を『引き出す』ことが本意です。

 

御社では個を発見する採用活動ができていますか。

御社では個を引き出す教育育成ができていますか。

御社では個を認める人事評価ができていますか。

 

社員の一人一人の個性を【らしさ】と捉え、その【らしさ】を強みとなるように最大限に発揮させる御社の組織作りを全力で応援します。


かつて私は大きな失敗を経験して今の自分にたどり着きました。

とてもじゃないですが、人を育てる器など全くなかった私。

細かくはここでは語りませんが、私の人生のターニングポイント、それは38歳の盆時季に飾りの如く書棚に日焼けで黒焦げていた『7つの習慣』を手に取り無我夢中で読んだ日。

その日を境に私のマネジメントスタイル、育成への心得は全く変わりました。

 

考えてみればそれまでの私は、私のモノサシでしか人を図ることができなかったのです。

営業マンとして拠点長として成功の教本だと大いに勘違いをし、自分を真似れば全員成功する、そうとまで大いに誤解をしていたのです。

それは最初に紹介した育成ではあってはならない『押し付け』そのものだったと思います。

 

その私がその後80名もの部下を持つまでに至ったのは恐らく人を育てる上での価値基準が180度変わったからに違いありません。

『押し付け』から『引き出し』へ、本当の教育である『個』を育てることに気づいたのです。

 

今からご紹介する5つのポイント、これがもちろん全てではありませんが、私はこの5つを意識して部下に認めてもらえる上司になれたのだと考えています。


①     魅せる

かつて上司に言われました、「お前の一言は三言のように強い」

一言でも強いのに三言だと圧力、時と場合によって凶器にもなり兼ねない。

だとすれば、語らずとも背中で見せる、言わずとも一挙手一投足で伝える。

上に立つ人間は、「魅せる」ことを意識すること。

デキる人はその立ち居振る舞いだけで、十分魅力を伝えられるもの。

無言実行、これぐらいの気構えで部下と接しましょう。

 

②     委譲する

自分のモノサシしか信用していないから移譲することを躊躇うもの。

自分自身の評価を下げることを恐れるがあまり委ねられなかったりしませんか。

それならば今の自分自身がその地位にたどり着いた歴史を遡ってみてください。

誰かが仕事を任せてくれませんでしたか!?誰かがチャンスを与えてくれませんでしたか!?その期待に応えたからこそ今の自分がありませんか!?

任されたことによって責任感が芽生え、それを自覚することで成長する。

長い目で部下の成長を見届けてあげましょう。

移譲することはすなわち我慢することでもあります。

 

③     鼓舞する

上司の役割、部下に勇気と元気を与えてその気にさせること。

『なんかできそうな気がする』そう思うまで相手の気持ちに寄り添ってあげてください。

手を貸すことはむしろしなくてもいい、部下に考えさせて気づかせるサポートをすること。

そのためにも部下の仕事ぶりに目をそらさずにしっかり見届けてあげてください。

経験が浅い部下は任されても不安が付きまとうもの。

でもみなさんの気配り心配りに言葉がなくとも安心して仕事に向かってくれるはずです。

④     褒める

褒め下手な上司、たくさん見てきました(笑)

褒められて育っていない人は褒めるのも苦手です(苦笑)

デキた!という結果には嬉しいという感情が備わらなければ自信に変わりません。

その嬉しいを補うのはみなさんの感謝と労いの言葉、『ありがとう!やっぱり君に任せて正解だった!!また次もよろしく頼むね!!!』

それぞれが持つ承認欲求に気づき、理解し、そして応えてあげることで部下は成長します。

 

⑤     許す

任されることは部下にとっては挑戦、そして任せたみなさんにとっても挑戦です。

任せたからには許す!任せたからには拭う!上司たるや威風堂々と振舞うこと。

「お前のせい」そんな発言をしたら部下は委縮して、それは成長の阻害要因にもなります。

「君に任せたのだから思い切りやって欲しい」「私もたくさん失敗して今があるんだよ」

「任命責任は私にある、だから君の失敗は私の責任でもある」

その気概こそ格好いい上司、尊敬される上司、皆がついて来る上司の姿です。


そう言えば日本にも古の良い言葉がありました。

「やって見せ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」

言わずと知れた山本五十六師の遺したこの言葉、改めて育成の教本ですね。

でもみなさん、この言葉のその先があるのをご存じですか!?

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

マネジメントの本質を突いたこの言葉にリーダーの心構えといで立ちが在りませんか。


当社は「人を育てる」「組織を育てる」「業績を育てる」ことを支援する会社です。 「人も立派な商品性」サラリーマン時代からそう信じて人を育ててきました。

 

人が変われば組織も変わる、組織が変われば業績も変わる。

人には無限の可能性があるのです。

 

人の「心」を育むこと、ひとりひとりの個性を尊重していますか

組織に「気」を宿すこと、相手を慮ることのできるチームになっていますか

業績に「芯」を通すこと、会社の実績に明確な根拠や理由が存在していますか

 

アーヌエヌエは保険業界と会計業界、そしてその先にある中小企業に向けた人を育むことへの無限の可能性を提唱していきたいと考えています。


「250人の団員はそれぞれが専門家である。 チューバだけでは演奏できない。 演奏するのはオーケストラである。 オーケストラは、250人の団員全員が同じ楽譜をもつことによって演奏する」かのドラッカー先生が遺したこの言葉は私の組織マネジメントのバイブルでした。

護送船団は今や昔、金太郎飴はいらない、いろんな人間がいてその個性を存分に発揮することでそれぞれに最適な役割が生まれる、その役割を見出して最高のパフォーマンスを出させるのはタクトを振る指揮者、リーダーであるみなさんの仕事。

楽譜とはみなさんの経営哲学、フィロソフィーそのもの、それに賛同して集まったメンバーたちをどうぞ最高な音色で演出してあげてください。

それはそれはお客様から拍手喝采を浴びることでしょう。

 

今日は長文失礼しました。

お読みのみなさん、ヒトゴトでお悩みがあれば、あなたの会社の外注人事部長、この杉山に遠慮なくご相談ください。

すべてはあなたの笑顔のために、この8期目も必死のパッチでご支援申し上げます。

~つづく~