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YELL♬あなたへの応援歌♬2022Track.11 『すぎさくしゃちょーの日々是雑感 ~初めての決めないマスタープラン~』

YELL♬あなたへの応援歌♬2022Track.11 『すぎさくしゃちょーの日々是雑感 ~初めての決めないマスタープラン~』

つい先日私事ではありますが、無事に56歳を迎えることができました。

いわゆるアラ還ってヤツですね(苦笑)精神年齢はまだまだ30代だけど、カラダは確実に60代、イヤ運動不足で70代かもしれない。この週末には恒例の秋のキノコ狩りに行きます。(あ、大腸内視鏡検査ですよ)

そして時を同じくして弊社も生誕5周年を迎え、無事6期目を歩み始めました。

関係各位に改めて感謝申し上げます~ありがとうございます~

 

さてそんな私がこの1年ぐらい考えていること、60を過ぎての働き方、暮らし方です。

親父より1年多く働く、親父より1年長生きする、親父は64歳でこの世を去りました。

そう考えるとあと9年、10年切ったんですよね。

大学出て3年旅行会社に勤め、それから外資系生保に25年勤め、独立起業して5年経ち、言わば営業の最前線で30年、なんとなく十分やったかなって感もあります。

コロナを経て働き方も大きく変わり、テレワーク環境も整ってどこでも働ける時代になりました。事実、私も今はオンサイトとオフサイトが半々、ひょっとするとオフサイトのが多いかもしれません。

だから通勤電車にもあまり乗ることもなくなり、自宅でテレワークをすることで家族(って言っても嫁さんだけ)と過ごす時間も長くなりましたね。

最初は自宅で仕事なんてサボっちゃうかも?って懸念もありましたが、私の場合サボったら食べれなくなるので案外ちゃんと仕事で来てます(笑)

むしろ、嫁さんと昼飯も夜飯も一緒に過ごす時間も多くなり、今ではゴルフも一緒にやったり、念願の共通の趣味もできたあまりにも結婚してから反故にしてきたこともあって改めて大事な時間だと感じています。

そして離れて暮らす86歳になる母とも今はZoomを使って顔見ながら話せるようになって、おふくろの様子もちゃんと画面越しに見れるし、おふくろの寂しさも顔が見れることで半減しているようにも感じます。

 

起業した当時はせっかく作った会社だから大きくしたい、元来世話焼きだから社員を雇って新たな起業家を創出したい、なんて風呂敷広げて夢も見ていましたが、コロナを経て冷静に自分の年齢や実力も判断が効くようになったかもですね。

設立5年の節目に決めたこと、背伸びをせずに自分らしく働くことでした。

まだまだサラリーマン時代のトラウマから解放されていない自分には、人を雇う重責が呪縛になりかねない、人を雇うことが何よりもらしさを奪いかねない、人の成長が楽しみで仕方ない気性だけど別に自ら雇わなくても顧問先の会社の社員の成長に目を細めることはできる、そんなことに気づき、そして決断をしました。

ここから5年余り、60歳を迎える歳までは背伸びせず自由気ままに、でも支えてくれる人には全身全霊で恩返しをすること。

そしてサラリーマン時代は反りが合わずともお付き合いしてきた人たちと如才なく付き合ってきましたが、そこはもう無理をすることもないなって思って好きな人と仕事をする、お付き合いする、そんなこともこの5年、コロナを経て学んだことだったと思います。

 

さてここから60歳までの過ごし方、どうしようかな。

まずこの大井町のマンション、60歳になったら売ってもいいんじゃない!?

60歳になったら大好きな友達たちの待つ、我が故郷小田原に帰ろうかな。

26歳で離れて30年、たまに行くとホント感じる望郷へ馳せる思い、昔は東京の雑踏に憧れた時もあったけど、今は海も山も川もあって、人もいいし空気もいいし、こんな故郷が素晴らしいと改めて気が付く自分がいます。

そして、私をここまで育ててくれた第二の故郷福島県、福島で仕事しなければサラリーマンで偉くなることもできなかったし、起業する自信や知見、経験もできなかったと思います。

東日本大震災からの復興、まだまだ道のりは長いと思うけど、育ててくれた福島にも恩返しがしたいなぁ、そんな気持ちになったのもこのコロナを経ての今の正直な気持ち。

 

まとまりがなく、ツラツラと思いを綴っていますが、なぜ今こんなことを!?

私はサラリーマン時代からもう30年近く、1年間の行動計画、経営計画を宣言する所信表明ともいえるマスタープランを作っています。今年は迷いました…きっちり決めることに躊躇した自分がいました。全然まとまらない…いつもならばお盆から期末までにしっかり練りこむのだけど、今年はズルズルとここまで引っ張ってきました。

でも今思うこと、こんな年もあっていいんじゃない!?

ゆるりと自分の将来を考える1年、会社の在り方、働き方、暮らし方、5年後の自分、10年後の自分がどんなになっているのが幸せなのか考える1年、そんな第6期目、56歳の年にしようと決めました。

 

さて、このコラムを仕上げた後は2023年度のマスタープランを仕上げます。

書きながら整理ができた、やっぱり月イチでも気持ちをぶつけるこのコラムの存在は有難い、素晴らしい(笑)

会社の在り方を考える1年、やっぱり人を育てることに注力していきたいなぁ。

働き方を考える1年、好きな人のために全身全霊応援していきたいなぁ。

暮らし方を考える1年、小田原に帰って、福島を思って何ができるかなぁ。

お、骨格が出来てきた。

マスタープラン作成講座を手掛けている私が私自身の胸の内、頭の中をここに描いたことで十分作成講座になっている気がする、やっぱり大事なのは自己対峙、棚卸です(笑)

~つづく~