2019年9月1日(日)

コラム

営業マンのセルフブランディングVol.5 ~独自性こそあなたを際立たせる最強ツール~

YELL~あなたへの応援歌2019 track9~

我がアーヌエヌエも皆さんにこのcolumnをお届けする頃にはめでたくもお陰様で期目に突入します。
この場をお借りして支えて頂いているたくさんの方々に御礼申し上げます!
~感謝~ありがとうございますm(__)m

さて、今日はブランディングの肝である、【独自性】すなわち【あなたらしさ】を深堀していきたいと思います。

皆さん、自己対峙できていますか?
自己対峙とは恐れることなく、真っすぐに自分自身と向き合うこと。

良い処を恥ずかしがらず認め、悪い処に蓋をすることなく炙り出すこと。
得意なことを躊躇することなく自己賛辞し、不得意なことをありのまま受け止めること。
好きなものは徹底して向き合い、そして嫌いなものは時として無理せず手放すこともあり。

ライフワークとしている生命保険募集人向けのビジネススクール。その卒業生、教え子たちの希望者数名にそのまま継続してパーソナルコーチをしています。
そのビジネススクールでは知識≦スキル≦マインド(人間性)にこだわってカリキュラムを組んできました。
私はもちろん、外部講師の方々もこの方程式に当てはまる人たちばかりに登壇してもらいました。
知識は使ってこその知識、知識は経験を積んで初めて知恵に変わる。
スキルで定義している聴く力も伝える力も、まさに使うことで磨かれる、多くの経験を積んで真似したものがいつの間にか自分のものになる。
その知識もスキルも最終的には誰がお客様にお届けするのか、その人間性で顧客もあなたを選んでいる、だから一番は自分磨きを怠らないこと=日々自己研鑽にあります。

ここに来て塾生の一部は学びを成果に変えつつあります。
何が成果に変える原動力になっているのか、間違いなく仕事へのお客様への向き合い方にあります。
その向き合い方の最大のフックが自己対峙⇒自分の棚卸し⇒自己理解なのです。

自分はついついまぁいいかと妥協をする癖があればそれを自分と認め、妥協をしている自分に気づき、妥協を生まない習慣(案外いつものルーチンの正反対をあえて行う)、自分の新たなルールを決める。
自分は誰よりも慎重で考えてから動く癖があり、考えてもそれでいいのか自信がなく、ついつい行動を躊躇することで機会を逸する、ならば思い立ったら即行動に移す、自分のルールになかったものを取り入れてみる。

全て自己対峙して自分の特性、個性、【独自性】【自分らしさ】を棚卸し、理解が進むことで生まれた自分への信頼と言う産物、これが成果に生まれ変わるきっかけに違いありません。

その自己対峙はそんな簡単ではありません。
なぜならば皆自分が可愛く、自分に甘いからです。
それは誰だって好きなことをしたい、嫌いなものはやりたくない。
得意なことをしたいし、不得意なことはできればやりたくない。

でもどうでしょう。
嫌いになったこと、本当は昔好きだったことではなかったですか?
不得意になったもの、実は何かがきっかけで見なくなったものではないですか?
人間は様々な経験をして自分を守るために蓋をするものです。
でもその蓋を一度開けてみて本当の自分を炙り出してこそ、本当の自分らしさが分かるのではないでしょうか。

ここで自己対峙ができない苦手な方におススメがあります。
ズバリ人に聞くこと!恥ずかしがらずに堂々と、家族でも友人でも同僚でもお客様でも。
「俺ってどんな人間?どんなところが良くてどんなところがダメ?」
「私の仕事見ていてどこが魅力的ですか?どこを直したらいいと思いますか?」
「私の強みってどこにあると思います?どんな弱点がありますか?」
思いもよらぬ辛辣で温かいメッセージを、気づきをたくさん与えてくれるはずです。

ここがセルフブランディングの肝であり、最強のツールになるはじめの一歩なのです。

以前もお話ししたかと思います。
私は独立するまでに多くの時間をたくさんの人に会うことに使いました。
それはまさに自分を知る旅でした。
そんな中で見つけました!自分の得意な領域、個性を発揮できる場所を。
これこそセルフブランディングがマーケティングに繋がると言う所以でもあるのです。
~強みを機会に掛け算していく~
私は営業力、その中でも新規開拓力と人間関係における抜群な距離感、(自分で言うのは恥)を活かせる場所はどこか、大いに考えました。
そして自分には何が不足しているのか、その不足を外部環境のどこに補填してもらえることで本当の強み(=成果)に変えられるのか
また自分のキャリアを棚卸し、自分の生きてきた道のりの中でどの経験がこの強みを活かす場所なのか、自分にしかない経験がどこにあってそれがどの市場に影響を与えられるのか。
また好機と言う言葉がある様に、風をきっちり読めるそんな冷静さ客観性、先入観のないフラットな平常心、戦う市場を冷静に見極められる目を同時に併せ持つ力も必要です。

独自性を極めれば極めるほど、市場は細分化されて狭いマーケットになります。
敢えて独自性を発揮できる狭いマーケットに行くことで競争すら無縁とすること。
前回の顧客志向の話、顧客の課題に応えていくことを自分のらしさを存分に発揮することで選んでもらう営業マンから勝手に選ばれる営業マンに変化するのです。

マーケットが狭くなることを懸念する、怖がる営業マンがいます。
今の時代は面積狭く奥行きが深いことこそが市場で且つ原理原則なのだと思います。
実は私はそれすら逆手に取り、面積広く奥行き浅いをコンセプトに逆張りしています(笑)

『マツコの知らない世界』『坂上&指原のつぶれない店』観たことありますか?
テレビ離れが加速していますが、独自性や差別化、そしてより狭い市場機会を思い悩む人には大いに興味深い、楽しい番組だと思いますのでぜひ一度ご覧ください。

誰も興味の沸かないニッチな世界をトコトン追及するからこそ、誰よりもそこの知識に長けることで誰にも負けない居場所づくりができる。
ソバはソバでも駅そば、カレーはカレーでもレトルト、アイスはアイスでもコンビニ…
それはそれは素晴らしい知らないその人以外は世界ですね(笑)
いわゆる『オタク』と言われる世界ですが、これって営業の世界でもイケません!?

大量に出て廃棄する、廃棄にお金をかけることで苦境に立つ会社がその鉛筆の削りかすを商品に変えて大ブレイクした、ローカルの老舗和菓子屋さんが手間暇かけて作る羊羹が売り切れ必至の大ヒット商品に、不景気でも家計の見方であるあのもやしがたとえあり得ない価格でも持て囃され買うことしか難しい稀有な商品に。
常識は誰もに常識ではありません、非常識が常識になることすらあります。
なのであなたの個性であるダメなところや不得意なこと、嫌いなことも、実はちょっとした工夫で世に認められる素晴らしい商品に変わる可能性すらあるのです。

芸大出身の女性を塗装工としてたくさん採用し、塗装業界を席巻する会社。
自身が精神疾患者であったことでその経験をカウンセリングに活かしている男性。
東大からホスト、ホストから保険業界に、35歳港区男子のみを狙う保険マン。
朝3時に起きで勉強を続けて20年、税理士をも凌駕する税政と判例の知識を持つ相続事業承継に特化する日本一の保険マン。

新規開拓こそ我が持ち味、人たらしとすら言われる?(笑)コミュニケーション術で育てていただいた保険業界と会計業界に特化して支援し、今日も5アポを精力的にこなす、1年で1000枚名刺を預かる男、明日の保険マンを育成するために『やる気と勇気を送りその気にさせるパーソナルコーチ』これ私です…。

と言うように【らしさ】を言語化することであなたを表現するキャッチすら生まれます。
自分を表現するコピーなんぞ、営業マンが持っていても不思議は全くありません。
堂々とお客様にそのコピーを唱えてください。
さらにそのコピーに至るまでの自分の経験を【ブランドストーリー】として自己紹介文を作ってみてください。(ブランドストーリーとはぜひ調べてください)
その【らしさ】とその【らしさ】を生むに至ったあなたの経験に賛同したお客様は離れることのない、あなたのファンそのもの、そしてそのあなたのファンであるお客様は必ずや【宣伝者】となって勝手にお客様を運んでくれるほほ笑みの天使になります。
お客様を自らの手で育て宣伝者になってもらうためには、あなたと言うシミをお客様つけ歩くこと、シミをつけるにはあなたの個性【らしさ】を存分に発揮することに他なりません。

ブランディングとはあなたの個性を育てること、らしさを育てること。
さて今日も育てるために一期一会を大切に営業してください。
~つづく~